礎板が数枚出土した柱穴が見つかりました。板は表面が柔らかくなっているので慎重に土を取り除きます。
溝跡から板碑が見つかりました。昨年からの調査と合わせて3つ目の板碑です
柱穴と考えられる小さな遺構から青磁の碗が出土しました。碗の底の部分だけが丸く打ち欠かれていました。
D区の東端で幅2mほどの溝が見つかりました。現在の地形でも大きな段差のある部分にあたり、上の寺遺跡の大きな区画施設として機能していたと考えられます。
D区上段部分の調査が終了しました。写真右下が上の写真の溝です
発掘器材撤収の様子です。7月31日をもって檜原遺跡の発掘調査は終了しました。御協力いただいた皆様、ありがとうございました。
今週は中山町内小学生と寒河江市内小学生の体験発掘が行われました。短い間でしたが炎天下の中、皆さん発掘調査を楽しんでいました。
調査区の北側から、古墳時代前期の小型壺などがまとまって見つかりました。この写真は掘り出しているところです。
丁寧に土を掘ったところ、17個の小型の土器が出てきました。儀式のようなことをして埋めたのでしょうか。
1次調査区から続く河川跡です。深さは、確認面から約1.5mです。昨年同様に多くの遺物の出土が予想されます。
土層を観察するために設定したベルトや半截で残った土を掘り下げる作業を行いました。
3区の南側に位置する掘立柱建物跡の柱穴のひとつです。柱の下のほうが良好に残っていました。また、柱の固定や沈み込むのを防ぐため、石をつめこんでいます。
4区北側の土坑から、先週お伝えした内耳土鍋の破片が出土しました。
川の跡(SG833)を掘り終えました。
昨年度に発見した遺物包含層の続きを掘りました。土師器の高坏や甕などが出土しています。
F区の中央部分で検出した川の跡(SG100)を掘り始めました。
川の跡(SG100)から出土した土師器です。坏高・坏・甕などが、折り重なり潰れて出土しています。
C区の遺構配置図を作成するために、平板で測量をしました。打ち合わせ、確認をとりながら測量します。
今週から遺構の掘り下げ作業に入りました。断面を残しながら慎重に掘り進めます。
8/2に二組の親子が発掘調査の見学と体験に来ました。初めての遺跡の調査に参加し、新鮮な体験であったようです。
平安時代の溝跡から平安時代の土師器が2点出土しました。非常に似ています。完形に近い状態なので、同時に溝跡に廃棄されたものと見られます。
住居の跡と考えられる遺構を掘り終わりました。丸い穴の部分は住居の柱の跡です。
塚状遺構を測量しています。等高線からどのような地形をしているかを記録します。
今週はこのような珍しい形をした石器が出土しました
炭と遺物が薄く山盛りになった状態を出しました。初めのころに遺物が出てきたのは山の高いところであったと思われます。
調査区全体の空中撮影を来週行うので除草をしました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research