上の寺遺跡(7月30日~8月3日)

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柱穴と考えられる小さな遺構から青磁の碗が出土しました。碗の底の部分だけが丸く打ち欠かれていました。

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D区の東端で幅2mほどの溝が見つかりました。現在の地形でも大きな段差のある部分にあたり、上の寺遺跡の大きな区画施設として機能していたと考えられます。

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D区上段部分の調査が終了しました。写真右下が上の写真の溝です


川前2遺跡第3次(7月30日~8月3日)

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今週は中山町内小学生と寒河江市内小学生の体験発掘が行われました。短い間でしたが炎天下の中、皆さん発掘調査を楽しんでいました。

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調査区の北側から、古墳時代前期の小型壺などがまとまって見つかりました。この写真は掘り出しているところです。

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丁寧に土を掘ったところ、17個の小型の土器が出てきました。儀式のようなことをして埋めたのでしょうか。


堤屋敷遺跡第2次(7月30日~8月3日)

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土層を観察するために設定したベルトや半截で残った土を掘り下げる作業を行いました。

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3区の南側に位置する掘立柱建物跡の柱穴のひとつです。柱の下のほうが良好に残っていました。また、柱の固定や沈み込むのを防ぐため、石をつめこんでいます。

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4区北側の土坑から、先週お伝えした内耳土鍋の破片が出土しました。


矢馳A遺跡第4次(7月30日~8月3日)

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川の跡(SG833)を掘り終えました。

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昨年度に発見した遺物包含層の続きを掘りました。土師器の高坏や甕などが出土しています。

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F区の中央部分で検出した川の跡(SG100)を掘り始めました。

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川の跡(SG100)から出土した土師器です。坏高・坏・甕などが、折り重なり潰れて出土しています。


興屋川原遺跡第4次(7月30日~8月3日)

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C区の遺構配置図を作成するために、平板で測量をしました。打ち合わせ、確認をとりながら測量します。
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今週から遺構の掘り下げ作業に入りました。断面を残しながら慎重に掘り進めます。

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8/2に二組の親子が発掘調査の見学と体験に来ました。初めての遺跡の調査に参加し、新鮮な体験であったようです。

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平安時代の溝跡から平安時代の土師器が2点出土しました。非常に似ています。完形に近い状態なので、同時に溝跡に廃棄されたものと見られます。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research