上の寺遺跡(7月23日~7月27日)

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鎌倉時代頃の擂鉢(すりばち)です。2mほどの大きな土坑から石と一緒に出土しました。
土坑の一部は赤く焼け、石の下には炭を含む層が堆積していました。

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以前出土した青白磁梅瓶(せいはくめいぴん)と同じものと思われる破片が出土しました。
鎌倉時代頃のものです。

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D区の一番広い平場の掘り下げが終了しました。
溝や柱の跡などが見つかりました。遺物は上の写真のような鎌倉時代の遺物が少量出土しています。
中世の慈恩寺に関する何らかの活動があったことは確かなようです。


上大作裏遺跡第2次(7月23日~7月27日)

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井戸枠と考えられる木製の曲げ物の出土状況です。

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ラジコンのヘリコプターを使って、調査区全体の空中写真撮影を行いました。

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7月24日に上大作裏遺跡の発掘調査説明会を実施しました。

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調査終了後の調査区の全景です。今後は国道113号バイパスの工事が進められます。


川前2遺跡第3次(7月23日~7月27日)

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調査区中央を横断する川跡(SD1)を掘り上げた状況です。中央の土層の断面では粘土層と砂層が交互に堆積しており、平安時代以降自然に埋まったと考えられます。

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古墳時代上面の調査も終盤を迎え、調査区の北側の遺構を調査していますが、遺構の形状がわかりにくく、苦労しています。写真では四角形の黒いシミが見られますが、竪穴住居跡の可能性があり、慎重に調査を進めています。


堤屋敷遺跡第2次(7月23日~7月27日)

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4区内の抜根作業の様子です。地面を壊さないために人力による作業です。無数に枝分かれしている根っこの切断と、暑さに作業員さんは悪戦苦闘しています。

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4区から出土した内耳土鍋の破片です。内側に耳の様な取手がついている鍋で、米沢市周辺で多く確認されています。


興屋川原遺跡第4次(7月23日~7月27日)

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A区遺構検出状況。A区では平安時代の溝跡や柱穴が検出されました。

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A区遺構配置図作成作業。平板で遺構を測量をして配置図を作成します。

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C区遺構ライン引き。石灰を水で溶かしたもので遺構のラインを引きます。

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C区ST2001竪穴住居跡。古墳時代の竪穴住居跡が1棟検出されました。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research