
現場作業も終盤戦をむかえました。調査区の全景写真を撮るために、土のうを取りはずしました。

調査区の全景写真です。

A区表土掘削作業。工事用道路の砕石を除去した後、かつての水田の耕作土を1mほど下げると遺構検出面です。

C区表土掘削作業。週の後半は雨天続きで、朝には調査区が冠水します。そのため最初の仕事は排水作業です。

重機による表土掘削作業。昨年度まで工事用道路として使用していたところが本年度の調査区です。ダンプに踏み固められ、非常に硬くしまり、砕石の掘削作業は非常に手間がかかりました。

住居と考えられる遺構が検出されました。写真の中央に写っている円形の黒土の所です。

今週も縄文土器や石器が多く出土しました。土器の破片が何枚も重なっていたり、潰れた状態で出土したものもありました。

完全な形になりそうな土器が出てきました。

一昨年度に大量の遺物が出土した溝を掘り始めました。

山形市立第六小学校の6年生の親子行事です。

親子で勾玉作りに挑戦しました。

楽しそうにアンギン編みをする子ども達。

周りからの声援に励まされながら、火起こしに取り組みました。

「刊行物一覧」に2006年度の年報を追加しました。
センターの一年間の活動の様子や、発掘した遺跡の概要などが掲載されています。
ぜひご覧ください。

西川町立睦合小学校で6年生11名を対象に出前授業をしました。

火起こし大成功!見事に火がつきました。

弓矢体験の模様です。

最後に縄文服を着て記念撮影をしました。

センター産業医の横川先生による調査現場の巡視があり、現場の安全管理や作業員の健康管理について指導を受けました。
これからますます暑くなります。適度な休憩や水分補給など、健康管理に気をつけて作業を行ないます。

F区の遺構検出作業が終わりました。
左下の黒い土の部分は谷が埋まった所で、縄文時代や平安時代の土器が出土しています。

明日は大雨の予報です。写真撮影後に全面をシートで覆いました。
水の流れる方向に気をつけながらシートを敷いていきます。

予報どおり大雨になりました。
今回の調査区は、慈恩寺がある山の山腹に位置しています。そのため、山に降った雨が調査区にどんどん流れ込んできます。
調査区の周囲に掘った溝を、滝のように水が流れていました…。

今週も円形の周溝の調査を続行しています。果樹園だった調査区には木の根がたくさん残っていて、遺構を壊さないように丁寧にはさみなどで切りながら掘りさげをしています。

河川跡上層から出土した凝灰岩製の中世の板碑です。前年度にも出土したものと同じタイプのものと思われます。

重機による掘り下げが終わりました。左半分が新しい調査区です。

ジョレンという道具を使って、さらに地面を平らに削っていきます。

地面の色の違いから、円い穴の跡がわかります。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research