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お知らせ:西ノ前土偶(レプリカ)を文翔館で展示しています(6月23・24日)


6月23・24日(土・日)に開催される「山形の宝フェスティバル」にて
文翔館で『縄文の女神』(レプリカ)を展示しています。


準備のために、展示ケースを職員総出で運びだしました。


皆さんぜひ『縄文の女神』(レプリカ)に会いに来てください。


馳上遺跡4・5次・西谷地b遺跡3次(6月11日~15日)


現在の調査区の調査終了予定日が近づいているため、急ピッチで調査を進めました。
写真は、平板を使って遺構測量を行い、遺構配置図を作成しているところです。


遺構配置図の作成とともに、遺構の掘り下げ・精査も急ピッチで進めます。


遺構の掘り下げを行っている中で、掘立柱建物を構成すると考えられる柱穴から、
黒色処理をした古代の土器(土師器)が出土しました。
今後、遺構を精査し、年代等を考察していきます。


今週は慌ただしい動きとなり、遺構配置図とは別に、順次、調査区の平面図・遺構の断面図の作成も行いました。
写真は、調査区の土層の堆積状況を図化しているところです。


清水西遺跡(6月11日~15日)


今週も調査区の平面をきれいに出すところから始めます。
地山を傷つけないように丁寧に草を除去します。


トレンチを掘っている間に出土した石器です。
未加工の石刃と考えられます。


出土した遺物を主任が説明しています。
作業員の皆さんも興味津々で聞き入っています。


蝉田遺跡(6月11日~15日)


1列に並んで、地面を削って遺構を探しています。
何が見つかるか、とても楽しみです。


縦260cm、横160cmの大きな穴(土坑)が見つかりました。
見つかった面からは、土器の他に炭化物や火山灰などがみつかりました。
土器の年代から、平安時代頃と考えられます。


永楽通寶(えいらくつうほう)というお金が見つかりました。
直径24mmで、現在のお金とほぼ同じ大きさです。
江戸時代の初め頃に使用されたお金です。


田向2遺跡2次(6月11日~15日)


今週も暑い日が続きました。先週に引き続き、遺構の掘り下げからスタートです。


調査区(3区)の北側に位置する遺構(SX21)の掘り下げを開始しました。
遺構の中から、土師器片が複数出土しています。


調査区(4区)の測量を開始しました。
平板という測量器材を使って、100分の1の図面を作図していきます。


八反遺跡2次(6月11日~15日)


今週も遺構検出のための面整理を行いました。
A区からは石で作られた矢じりが出土しました。左側はきれいな半透明白色のものです。


同じくA区から、土師器がまとまって出土しました。
接合作業によって、どのような種類で、どのくらいの大きさのものか明らかになりそうです。


B区からは何か所かで古銭が出土しています。
写真のように何枚かまとまって出土することもあります。


先週はA区北側の遺構検出状況を写真に撮りましたが、今週は残った南側を撮りました。
大きな溝跡、大小様々な住居跡が見られました。


蔵増宮田遺跡(6月11日~15日)


重機での表土掘削が終わり、面整理に入りました。
同時進行で、遺物の出土位置や、図面作成の為のグリッド杭を調査区に設定していきます。


土が乾燥すると、ジョレンでは削りにくくなるため、散水機で水を撒きます。


調査区の壁際から土師器が出土しました。


山形城三の丸跡12次(6月11日~15日)


12名の作業員の皆さんと共に、調査を開始しました。
早速、環境整備や大工仕事にとりかかりました。


調査区は法務総合庁舎の敷地内に位置します。
西側から見た調査前の様子です。


重機で表土をはがし始めました。
大小多くの石が混じっており、機械も大変そうです。