新庄市内にある遺跡から出土した土器を見てもらいました。
持ったり、触ったり、ふだん出来ないことなので、
みんな興味津津でした。
火起こし体験の様子です。
必死にマイギリを動かしてやっと火が点きました。
大きな炎に驚いています。
みんな弓を引く姿が様になっています。
どんどん矢を飛ばして、動物パネルに当てていきます。
一日の始まりは準備運動から。朝の打ち合わせの後は、
みんなでラジオ体操をして仕事にそなえます。
土器がまとまって出土しました。
記録写真をとるために、きれいにしています。
写真撮影の様子です。木漏れ日が入るため、
作業員の皆さんに、ついたて代わりに立ってもらいました。
溝跡に畦を残し、土の堆積状況を調べているところです。
調査区の一番北側にある竪穴住居跡を掘り下げています。
これまで検出した住居跡の中で、最大のものです。
調査区西側の検出面を下げて、さらに遺構がないか確認しました。
日が沈むのが早くなってきました。
夕刻薄暗くなるまで、図面作成に励んでいます。
完掘に向けて精査、記録作業を行いました。
最終日の朝には初霜が降り、とても冷え込みました。
出土した遺物と、器材類をセンターに搬出しました。
作業員の皆さんありがとうございました。半年間、本当にお疲れ様でした。
遺物包含層の掘り下げを続けています。
掘り下げの終わったところから遺構を探していきます。
南北に伸びる直線的な溝跡と、
それより新しい蛇行する溝跡が見つかりました。
遺物の大きさを測り、図化するための準備です。
土層断面の測量をしているところです。
遺物の出土状況です。縁が欠けていますが、完形に近い土器です。
堀の底に泥が溜まってきたので、重機を使って取り除きました。
11月12日(土)に調査説明会を行いました。
天候にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。
説明会では、堀底の調査区に降りて、
建物跡の遺構も間近に見ていただきました。
押出遺跡4次の発掘調査説明会を開催します。
沼尻堀右岸(西側)を調査し、縄文時代前期の
集落跡の一部が確認されました。
また、多数の縄文土器・石器が出土したほか、
湿地内の住居が沈まないように、床下に丸太を並べた
構造物の一部も確認されました。
駐車場が限られておりますので、満車の場合は
ご入場をお断りすることもあります。
発掘調査説明会案内(PDF 83KB)
案内用地図(PDF 614KB)
押出遺跡4次:出土した土器や石器
調査遺跡:押出遺跡4次(おんだしいせき)
日時:平成23年11月12日(土) 午前10時30分~ (雨天決行)
場所:東置賜郡高畠町大字深沼字押出
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この遺跡がどのように埋もれていったのか、
かぶっていた土の断面を調べその様子を記録しています。
調査区南東部の遺物が集中している地点です。
遺構の範囲を調べるためにトレンチを掘っています。
出土状況の記録が終わった遺物は、ていねいに取り上げ、
さらに詳しく調べるためにセンターに持ち帰ります。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research